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記憶する・・。よくよく考えてみると不思議です。
今、目の前のテーブルにはパソコンが置いてあります。たぶん明日もそのままでしょう。
このテーブルはパソコンを記憶しているのでしょうか?違いますね。
ただ置いてあるだけのことです。
では、メモ帳にメモをとる。メモ帳は書かれた文字を記憶しているのか?
これは「記憶」ではなく「記録」と言いますね。しかし、私が「メモ帳に書いておいた!」ということを覚えていたなら、これは記憶なのではないでしょうか。
記憶している→保持している。と思われるものをいくつか思い浮かべてみると。
メモリー(半導体部品)、ハードディスク。・・・まさしくそうだ!
切り換えスイッチ・・・確かに。 バケツの水・・・ん〜〜。 棚の荷物・・・???
考えるほど、わからなくなりそうです。そこで今回は、記憶する!ということについて、そして、記憶する不思議な回路について考えてみることにしましょう。
情報を保持する方法は2種類あると考えています。
1つは物質をエネルギーを加えて状態を変化させるもの。これは状態を情報として扱うための解釈(変換)も必要です。
もうひとつは、過去を未来に伝達することで保持する方法。これは、情報伝達なので原理的にはエネルギーが不要です。その代わり時間の概念が必要になります。
まず、1つ目の方法。「バケツの水」的、記憶回路を紹介しましょう。
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| ■電圧を保持する部品「コンデンサ」を使った記憶回路 |
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右図はコンデンサを使った原理的な記憶回路です。抵抗は、スイッチをONしたときに大きな電流が流れないようにするためにあります。
SET/RESスイッチの操作でコンデンサはVCCまたは、0[V]の電圧を保持しています。
それをバッファー(デジタル部品)で1/0(論理値)に変換しています。
デジタル部品を「電圧→論理値」変換器として使用しているわけですね。
つまり、アナログ値(物理量)→論理値の変換器が用意できるなら、光でも磁気でも圧力でも「棚の荷物」でも、何でも利用できます。
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