LEDを利用は、大まかに2つに分けられるのではないでしょうか。
1つは照明など光エネルギーとして使う場合。もう一つは動作確認灯です。
光エネルギーとして使う場合、光量が少なければ用を成しませんから、「明るく、壊れず」
が条件になりますね。すると高い電源電圧や高価な定電流回路が必要になります。
しかし、動作確認灯の場合「多少暗いのはかまわん!」と条件を下げることで、もっと安価に使うことができます。今回は電源オン確認灯、そしてデジタルICで点灯させることを考えて見ましょう。 |
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| 壊さない!の条件だけで点灯させる |
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右図は抵抗で点灯させる回路です。この回路の順電流(IF)は、
IF=(EーVF)/R でVFが小さいほどIFは大きくなりますね。
壊さないためには、最大定格>IFにしなければいけません。
ところが、電気的特性表には「順方向電圧(VF[Min])」が示されていません。そして、この品種にかぎらず示されていないのが普通です。 |
これは、順方向電圧が高いことはあっても、低いことはほとんど無いからです。
この低い方のバラつきに関するメーカー資料を目にしたことがないので、保証することはできませんが、「VFが[Typ]の90%以下のものはない」と思って良いでしょう。
この条件で「その1」にでできた表を見てみましょう。 |
●VF変動率、IF許容変動率に対する、最低電源電圧のVF倍率表
E≧表値xVF[Typ] (E,Rは5%) |
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この表は、VFの製品バラつきに対する最低電源電圧のVF倍率表です。
VF≧VF[Typ]の90% ということで「VF変動率1.1」の部分の抜粋です。
標準IFは、最大定格の半分以下が普通なので、IF±100%(変動2倍)でもよさそうですが、少し余裕をみて、IF±70%以下で使いましょう。IF±70%でも、屋内使用ならば十分点灯確認できますので、電源電圧はVFx1.3以上なら良いと考えます。
ただ、運悪くVF[Max]に近い製品の場合に、あまり電圧が低いと極端に光量が低下します。電源電圧≧VF[Max]にする方が良いでしょう。よって、
LEDを表示灯として使う場合の電源電圧[E]は、
E≧VFx1.3 E≧VF[Max] の大きい方。となります。
もちろん、電源電圧は高いほど順方向電流[IF]の変化が少ないので良いのですが、ムダに電力を消費することにもなりますね。 |