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用語・理論 Level-0 Vol 7
電力と効率


 よく効率が良い、悪い、などといいますね。もちろん良いほうがいいに決まっています。
電気もエネルギーですから、同じ結果なら、少ないエネルギーで動作できれば、費用も少なくてすみますね。では、効率の良い電子回路とはどのようなものでしょうか。

今回は、電子回路の消費電力と効率の原点を探って見ることにしましょう。

電気エネルギーを表す電力とは?
 エネルギーには、熱や光のほか、電気エネルギー、位置エネルギー、運動エネルギー
など、多くの種類がありますね。これらは状態が違うだけでどれも何らかの仕事をします。
 そして、いろいろ状態をかえ、最後にたどり着くのが「熱」といわれています。
 この電気エネルギーと熱量の関係を示したのが「ジュールの法則」です。
右図のように、1Ωの抵抗に1A流れているとき(つまり電圧は1V)
1秒間あたりの消費電力(消費エネルギー)を、
発生する総熱量を   と定義しました。単位はそれぞれ
「ジュール(J)」、「ワット(W)」です。
 Pは1秒あたりの電力、Qは総熱量ですから、
電流の流れている時間をt秒とすると、
Q=P・t [J]  P=Q/t [W] ですね。
 ところで、熱量の単位に「カロリー(cal)」というのもあります。1カロリーとは簡単に言ってしまえば、1gの水の温度を1℃上げる熱量ですね。
1cal=4.18605J(ジュール)と換算できます。つまり、1Ωの抵抗に1Aの電流を約4.2秒間流せば、1gの水の温度を1℃上げられる熱量になりますね。
 さて、1Wの定義は1Ωの抵抗に、1Aの電流、1秒あたり、ということはわかりました。では、2Aなら2(ワット)Wでよいでしょうか?
 残念ながら、4Wになります。
つまり、単位時間あたりに発生する熱量は4倍になってしまいます。
そして、1Ω3Aなら9W(熱量9倍)です。これを式で表現すると、
P =  I  2  R  [ W ]  電力(熱量)は電流の2乗に比例する。
というのが、「ジュールの法則」です。
なぜそうなるのか? これを詳しくみてみましょう。


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