よく効率が良い、悪い、などといいますね。もちろん良いほうがいいに決まっています。
電気もエネルギーですから、同じ結果なら、少ないエネルギーで動作できれば、費用も少なくてすみますね。では、効率の良い電子回路とはどのようなものでしょうか。
今回は、電子回路の消費電力と効率の原点を探って見ることにしましょう。 |
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| 電気エネルギーを表す電力とは? |
エネルギーには、熱や光のほか、電気エネルギー、位置エネルギー、運動エネルギー
など、多くの種類がありますね。これらは状態が違うだけでどれも何らかの仕事をします。 |
| そして、いろいろ状態をかえ、最後にたどり着くのが「熱」といわれています。 |
| この電気エネルギーと熱量の関係を示したのが「ジュールの法則」です。 |
| 右図のように、1Ωの抵抗に1A流れているとき(つまり電圧は1V) |
1秒間あたりの消費電力(消費エネルギー)を、「P」。
発生する総熱量を 「Q」 と定義しました。単位はそれぞれ
「ジュール(J)」、「ワット(W)」です。 |
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Pは1秒あたりの電力、Qは総熱量ですから、
電流の流れている時間をt秒とすると、 |
| Q=P・t [J] P=Q/t [W] ですね。 |
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ところで、熱量の単位に「カロリー(cal)」というのもあります。1カロリーとは簡単に言ってしまえば、1gの水の温度を1℃上げる熱量ですね。
1cal=4.18605J(ジュール)と換算できます。つまり、1Ωの抵抗に1Aの電流を約4.2秒間流せば、1gの水の温度を1℃上げられる熱量になりますね。 |
| さて、1Wの定義は1Ωの抵抗に、1Aの電流、1秒あたり、ということはわかりました。では、2Aなら2(ワット)Wでよいでしょうか? |
残念ながら、4Wになります。
つまり、単位時間あたりに発生する熱量は4倍になってしまいます。 |
| そして、1Ω3Aなら9W(熱量9倍)です。これを式で表現すると、 |
| P = I 2 ・ R [ W ] 電力(熱量)は電流の2乗に比例する。 |
というのが、「ジュールの法則」です。
なぜそうなるのか? これを詳しくみてみましょう。 |