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用語・理論 Level-1 Vol 4
「パスコン」って何?

 「パスコン」バイパスコンデンサの略ですが、デジタル回路によく登場します。特に解説もなくICの電源ピンにつけています。いったいこれは何でしょう。

沢山つけると良いことがあるのか?・・・・・・・特にありません!
数を減らしたらいけないか?・・・・・・・・・・たぶん大丈夫!
値が少し違うコンデンサをつけたら?・・・・・・かまいません!
全くつけなくても問題なく動作してますが?・・・そう、大抵動きます。

具体的にどうすれば良いのかサッパリわかりませんね。

 今回は、なんともつかみ所がなく不可解で、「おまじない」などと呼ばれる「パスコン」について考えて見ましょう。

何が問題か?
 当然ですが、電子回路には電源が必要ですね。そして電源と電子部品(ICなど)は電線で接続して電流を供給しています。これは電源と電子部品は物理的に離れているということですね。この「離れている」ことがさまざまな問題を起こしてしまうのです。
 
ちょっと実験してみましょう。
 
 大雑把に表現すれば、電子回路は左図のように表すことができるでしょう。
右図のようにもう少し具体的に、電源は「5V」ICの代わりは「50Ωの抵抗」に、電線は「AWG24」を使って調べることにしました。
AWG(American Wire Gauge)
電線の規格の一つで、AWGの後に続く番号が小さいほど太い電線になります。 
メーカーにより外形・特性に若干の差がありますがAWG番号が同じならほぼ同等として使用できます。
実験で使用したAWG24は、導体部分の直径が約0.5mm(外形1.4mm)ほどのものです。
小さな電子回路の電源に使用するには十分な太さですね。
さて、右図を回路図として見ると、50Ω抵抗の両端電圧は「5V」で
I=E/R=5[V] / 50[Ω]=100m[A]  ですね。
しかし、わずかですが電線にも抵抗がありますから、抵抗の両端電圧は少し低くなっているはずです。では少し厳密に測ってみましょう。
 
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